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インドからの留学生 茶道体験

インドからの留学生 茶道体験 2025/03/18

 

3月18日(火)、インドからの留学生(スシラ・ビルラ女子校、ビルラ男子校生徒)に向けて茶道体験が行われました。

茶道裏千家でお稽古されている安東悦子先生、佐藤加奈子先生をお迎えして、

本校合宿棟の和室を茶室に見立てて、前半はお茶会のお客様の体験、

後半は自分で抹茶を点てて飲んでみるというプログラムです。

茶道は日本の「おもてなし」の文化の象徴的なものです。

インドに方々を「おもてなし」するために、趣向を凝らしたお席になりました

参加いただいた皆様に、楽しんでいただけたら、幸いです。

 

【お床】

茶会では、床の間に軸や、茶花を飾ります。軸のことばなど、茶会のテーマを表すことが多いです。

今回は「桜」がテーマの1つです。インドからのみなさんが「桜」を楽しみにしていると聞いたからです。

 

 

 

 

 

 

掛け軸「白晆尚可磨(はっけいなおみがくべし)」

意味:宝石であってもさらに磨くと光り輝く

   努力を続けることが大切

お花:おかめ桜 西王母(椿) 香合:白象

釜敷:おがわ和紙

【お菓子】

抹茶を飲む前に、甘いお菓子で口のなかを整えます。

主菓子: 練り切り「桜」  お干菓子: 和三盆 おせんべい

【お茶会】

席主は本校教諭、お点前(てまえ)は佐藤加奈子さん。

お正客、次客のお茶はお点前さんが目の前で点ててくれます。

三客以降は、水屋で点てたものを、運び出します。

お茶碗を運ぶお手伝いをしてくれるのは、バディの本校生徒のみなさんです。

初体験のみなさんは、事前にお抹茶の飲み方の説明を受けて、お茶会を体験しました。

「大丈夫、飲めた飲めたw」「少し苦いけど、美味しかった」など、

美味しく飲んでいただけたようです。

初めてのお茶会、正座やお辞儀に緊張気味… お点前の佐藤加奈子さん

  【自分で抹茶を点ててみよう】

後半は自分で抹茶を点てる体験です。茶筅をつかって、泡立てることにみんな興味津々。

(裏千家のお茶は泡立てます。流派によって少し違います。)

抹茶やお湯の量、茶筅の振り方など、みんなでいろいろ試しながら楽しい時間を過ごしました。

上手に点てられたかな?

安東悦子さんに点て方をご指導いただきました。 自宅でもできるよう、日用品で体験しました。

 【集合写真】

【その他】

バディの生徒たちは、お抹茶の出し方の練習をしました。 インドの先生方と茶道の講師の記念写真