作品「やまもり」(「高校生のためのeiga worldcup 2024」入賞作品)の上映について
本日12月24日(火)、終業式・表彰式の実施後に、「高校生のためのeiga worldcup 2024」入賞作品の上映を行いました。本校グローカルメディ研究部の制作で、上映時間はおよそ7分程度、高校生のためのeiga worldcup 2024に出品し、「みゆきの映画祭inまだらお賞」と「ジャパンケーブルキャスト賞」の2つの賞を受賞致しました。
この作品ですが、小川町で自伐型林業に取り組んでいる方を取り上げたドキュメンタリー作品で、主人公である地域の方が、山守学舎という団体を立ち上げ、地域の山林に手を入れ、環境保全を行い、かつ次代の林業者の育成や林業の黒字化を目指すといった内容になっています。中山間地において、山林を切り開き、メガソーラー発電所が設置されたり、地域の高齢化や林業の不採算化の問題は、共通する事象であると思います。そういった地域現状に対応する1つの実践事例の紹介としても、非常に価値ある作品に仕上がっていると感じました。また、映像作品として、TVとかで普通に放映されても、高校生の作品とは気づかないレベルに仕上がっていると思います。
総合的探究の学習「おがわ学」に代表される地域課題設定・解決型学習の1つの到達点として、授業由来の作品ではありませんが、生徒に確かに地域連携の灯(ともしび)は灯っているようで、大変嬉しく感じました。