小さな「カイゼン」の積み重ねを
本日、4月9日(水)は新年度開始2日目。各学年とも年度当初のガイダンスが続きます。朝の管理職打ち合わせの際、新着任の教頭先生と「校務把握のために、学年集会などの年度当初の事業は、可能な限り全て見に行こう!」と確認し、先生方のご指導を拝見しました。
朝の登校指導に、私も短時間だけですが、校門に立ってみました。駅近の本校ですが、生徒は車道を開け、しっかり登校できているように思いました。駅前の街路の狭い通学路の要所要所に、今日から3日間の限定ですが、生徒指導部の提案で、先生方が立哨指導してくれているおかげでもあると思います。正門を入る生徒の多くが、きちんと朝の挨拶もできていました。大変ありがたい限りです。
実はこの公の立哨指導とは別に、学食の自販機前で毎日自発的に、登校する生徒への朝の声かけをしている職員がいます。昨年度の転入職員で、異動してきたばかりなので、学習指導や生徒指導をスムーズに行うためには、生徒に顔を覚えてもらうのが一番だから、自発的に朝の立哨を行っているのだと本人は言っていました。年度途中から、その行為に共感した職員が1人加わり、昨年度は主に2人で、時には教員志望の男子生徒が1名加わり、朝の挨拶運動を行っておりました。
今朝の正門指導を切り上げ、職員朝会のため、職員室に向かう途中に自販機前を見ると、なんと3人目の職員の姿が!
職場での自発的な小さな日常の改善が、多数の継続的な「カイゼン」の波になる可能性を確信した瞬間でした。