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創立100年を間近に、新たな知の拠点を目指して

 本校に着任以来、早くも7か月が経過しました。日々の校務の進行状況や雑感について、時間を見て書き綴っていけたらと考えています。 

 先日、11月22日(金)、令和6年度の「おがわ学」フォーラムが町内の小中学校を会場に実施されました。「おがわ学」は令和元年度から本校、そして町内の小中学校が連携して取り組んでいる、地域と連携し地域資源を活用した探究学習で、この日は今年度の成果発表として、各校を会場に公開授業が行われました。(本校の授業公開は12月18日(水)の予定です。【R6】おがわ学フォーラムチラシ(タイトルあり).pdf)本校校務の都合があり、竹沢小学校さんと西中学校さんの2校の授業実践を拝見しました。校長先生をはじめとする両校の先生方には大変お世話になりました。私事になりますが、竹沢小学校、西中学校は私の母の母校であり、見学を大変楽しみにしておりました。(実は小川高校もです。)

 竹沢小学校さんの授業は小学校4年生での地域の伝統行事である七夕祭りを題材にした授業であり、西中学校さんの授業は2年生の町内の様々な産業に係る地域研究・事業研究の内容でした。地域の方をゲストティーチャーとしてお招きして、地域を教材とした探究的な学びは児童・生徒の思考する力を確実に深化させていると強く感銘を受けました。

 本校に着任して強く感じるのですが、町長さん、町議さんをはじめとする地元小川町役場・小川町議会との距離感の近さ、教育長さん、小・中学校の校長さんや先生方をはじめとする教育関係者の協力体制、今まで自分が勤務した学校の中で一番環境条件が整っているように感じています。

 地域の現状として、小川町をはじめとする比企地区は少子高齢化が進行している地域であります。小川町を例にとれば現在の人口は27000人余り、2004年の35000人余りから、20年で8000人ほど減少している形になります。当地に限らず、郡部の環境はどこも似たようなものだと考えています。こうした現状の中、本校での「おがわ学」での地域を教材にして、課題設定・課題解決を考える探究的な学びを通じて、将来につながる学び続ける力を身に着けて欲しいと考えています。そして本校を卒業した生徒が上級学校等で専門的な知見を身に着け、一人でも地域に戻り、生活者としての立場から、地域課題の解決に取り組むような地域のリーダーを輩出できたら、と心より願っています。

 当地域の行政機関・教育機関・住民の方々と連携し、本校が地域改善につながる人材の供給源、知の一拠点となること、当地のような少子高齢化が進む郡部において、教育を通じた新たな地域活性化のモデルを提示すること。これらが校長としてのひそかな目標(壮大なロマン)と考えています。